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弱視は予防・治療が可能です。
​ 当院では機器を利用した弱視のスクリーニング検査を実施しています。
 保険診療外のため、有料となります(500円)。
<測定内容>
近視、遠視、乱視、斜視
不同視:近視や遠視などのため左右の目の度数に差があること
瞳孔不同:左右で瞳孔の大きさが違う状態
 一般的に自治体による乳幼児の健診では、三歳児健診の際に目を検査します。
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<健診における目に関する主な検査項目>
 以下の項目に該当することがありましたら、目のスクリーニング検査を受けましょう。
・視線が合わない
・片目を隠すと嫌がる
・目の動きが気になる
・テレビを近くで見ている。離れると見えにくいようだ
・ものを見るとき、顔をしかめたり、目を細める
・ものを見るとき、顔を傾ける
・顔を回して横目でものをみる
・明るい戸外で片目をつぶる
・上目づかいで見る
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弱視とは?
 私たちは目の網膜に影像が映っただけではものを認識することができません。両目から入ったその影像が視神経を通って大脳に伝えられて初めて見ることができます。この道筋を視覚伝導路といいます。
 毎日目を使って絶えずものを見ていないと、子どもの視力は発達しません。発達の途中に何かの原因でものが見えにくい時期があると、見にくい方の目は視力の発達が止まってしまいます。
 ものをはっきりと見ることができない状態になると、視覚伝導路に適切な刺激が与えられないことになります。子どもの視力の発達にはこの刺激が必要で、それのない状態になると視力の発達が止まり「弱視」になるのです。
​ 弱視が良くなるかどうかは、視力の発達がどの程度、あるいはどの位の期間押さえられているかによります。程度が強いほど、期間が長いほど、弱視の回復は難しくなります。
 弱視により、こどもの知的成長の障害や学力の発達の障害になることもあります。
​ こどもの弱視は早期発見、早期治療が重要です。
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